ゴルフに投資する?
私は時々「ゴルフに何百万も投資した」と言っては後悔しています。しかし本当にゴルフをするのは投資でしょうか。またどうして「投資」という言葉を使うのでしょうか?
ゴルフは少なくとも筆者には投資ではなかったですね。プロではないので、当然最初からリターンの方が少ないとわかっています。単に言葉の使い方が間違っていただけです。
もっとも、ゴルフを通じてスゴイ人脈を得たとか、上手であれば会社で重宝され、出世が早くなったとかいうこともあり得ますが、飽くまで結果論です。
ただ、筆者としては、当時は楽しくゴルフをしてましたし、自分としては当時のベストの選択だったとしか言いようがありません。時間が経たないとわからないことは沢山あります。
もし当時に戻れるなら、おそらくもっと歳をとってから始めることを選択したでしょう。若い時には他にやるべきことがもっとあると思います。
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もしそのお金を運用していたら?
特に、ゴルフに使ったお金を、20歳くらいから海外のファンドなり保険なりに毎月積立投資し、複利で運用していれば、と思うと悔やんでも悔やみきれません。
しかし当時、筆者にそのようなことを教えてくれる人は誰もいませんでしたし、自分でもそういう知識もなく、その存在すら知らなかったので、しょうがないといえばしょうがないかもしれません。
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幼少期から英才教育をすることは?
では、野球などプロスポーツ選手になるため、幼い頃からその道一筋に英才教育をすることはどうでしょうか?
野球以外では、サッカー、ゴルフ、テニス等が挙げられますが、これらも普通に考えると非常に厳しいと言わざるを得ません。
まず、入口の門が狭すぎるし、運良くそこに入ってもスポーツ選手としての寿命も短かすぎます。また、その後の長い人生の選択肢も狭まります。
短い競技生活で毎年何億も稼げるのであれば話は別ですが、現実的にそのような人はひと握りもいません。
ワールドカップやオリンピックで日本人が活躍すると、そのスポーツが一時的にブームになり、それを教える教室も活況を呈します。
しかし、だんだん日を追うごとに生徒が減っていきます。親も現実がわかり、諦めていきます。
親が勝手に子供にやらせといて、やっぱりダメだと思い、無理矢理やめさせるのは許されませんが、子供をうまくリードすることは大切です。
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いろいろなことに興味を持ち、経験したい
一つのことに夢中になるのは素晴らしいことですが、それしかできない人間になるのはリスクが大きすぎます。
人生100年時代になり、サラリーマンでも引退後相当な期間生きることができますし、逆にそれは「長生きリスク」とも言われます。
長い人生は何があるかわかりません。浅く広くやることも重要です。特に若いうちは吸収が早いので、いろいろなことを経験させてあげるのが理想です。
要はバランスです。人生でも投資においても、ハイリスク、ハイリターンは避けたいですね。