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先行きが見えない時代だからこそ
収入を得る手段(キャッシュポイント)には、給与収入、年金、株や保険の配当、預金の利息、不動産の賃料、副業のネットビジネス等いろいろ考えられますが、それがもし給与収入や年金だけであれば、非常に危険です。
今の世の中、何が起きてもおかしくないのですが、会社が潰れる、事故に遭う、天災に遭う、病気になるなんて事は普通に予見しておかなくてはならない時代になりました。
もしそういう事が起きたとき、収入源が一つしかなく、この入口を塞がれてしまったら、たちまちピンチになります。また、物価が上がっても給与は頭打ち、年金は今後確実に減っていきます。これは、今そこにある危機なのです。
そしていつ病気やケガに見舞われ、まとまったお金が必要になるかわかりません。特に身体が全てです、という人は、病気やケガをした時働けなくなり、収入が途絶えてしまいどうにもなりません。プロの野球選手、サッカー選手が良い例です。
そうでない人も、もちろん身体が資本です。
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キャッシュポイントは多ければ多いほどいい
だから収入源はいくつかあり、しかも自分が倒れても収入が途絶えないような方法をとらなければなりません。
ちなみに単に労働時間を増やす、というのでは全く意味がありません。自分が倒れれば文字通り両方の仕事とも共倒れになります。
どういう事かというと、自分以外のもの、例えば、他人、お金、保険、不動産等に働いてもらうのです。
ただ、他人となると、雇用するとかしないとか、裏切られたとか、カネを持ち逃げされたとか面倒な事が発生する可能性があるため、結局はお金やそれに準ずるものに働いてもらう事の方が安全と言えると思います。
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キャッシュポイントの種類
キャッシュフロー・クワドラント
ロバート・キヨサキの有名な著書「金持ち父さん、貧乏父さん」に出てくるキャッシュフロー・クアドラントには、左側に被雇用者(E)と自営業者(S)があり、右側にビジネスオーナー(B)、投資家( I )があります。
実質的に自らが時給で働く、被雇用者と自営業者は、今の時代非常に不安定です。
一方、他人やお金に働いてもらう、ビジネスオーナーや投資家ももちろん悪い時期もありますが、自分の時間を使ってないので、その浮いた時間を他のビジネスや投資に使うことができます。
もっとも、現実的にはビジネスオーナーもリスクが高い時代になってきており、今まで順風満帆だったのに、急に地獄を見るようなことも起きます。
やはり究極は投資
基本的には、クワドラントの右側にあるビジネスオーナーと投資家になりたいのですが、前述の通りビジネスオーナーも安泰とはいきません。
かといって、投資も数年に一度の金融ショックなどで、退場させられる人が多くいます。また通常も、必ずリターンが得られるとは限りません。
しかし、総合的に言ってやはり投資が必須なのです。
サラリーマンでも自営でも、ビジネスオーナーでも同時に投資をするのです。
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アメリカではみんなが投資家
アメリカにおいては多くの人が積極的に投資をしています。
日本人は自分の資産のうち半分以上が預貯金ですが、アメリカ人は10数%しか預貯金がないのです。
そのかわりアメリカ人は株や投資信託に40%ほどを投資しています。一方日本人は15%ほどにとどまっています。つまり、多くのアメリカ人はリスクを取っているのです。
それはなぜかというと、アメリカは基本的にずっと経済成長が続いているからです。そして、インフレになっているからです。
インフレになるということは、お金の価値が下落するということです。現金のまま持っていたのでは、実質的にはお金が減っているのと同じなのです。
だから、最低でもインフレ率を上回るパフォーマンスが出る投資をするのです。彼らは、したくなくてもやらざるを得ないのです。
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投資をしないで生きてはいけない
日本では長らくデフレが続いています。
しかし、日銀がインフレターゲットを2%に設定している以上、最低でも2%のリターンがないと、資産は目減りします。
実際には2%は達成できていませんが、前述の通り日本国民には所得や社会保障の面で厳しい未来が待っています。
もはや、投資なしでは生きていけないでしょう。