Contents
タイの地獄寺 ワット・ムアン
バンコクから北へ約120km、アユタヤ県の隣にあるアントーン県にワット・ムアンはあります。
こちらはタイで一番大きな金の大仏と、所謂「地獄」があるお寺です。
地獄寺
筆者の「地獄」訪問は、先日行った「ワット・パイロンウア」以来2箇所目です。
2箇所目ということと、ワット・パイロンウアとタッチが似ているので、驚きはあまりなかったのですが、ありそうでなさそうなキッチュな作品にはやはり笑ってしまいます。
規模は小さく、同じようなパターンが多く、ワット・パイロンウアには及びませんが、それでも新鮮なお仕置きもあり、ここが地獄だ(笑)という感じです。
半分くらいは女性が出てきて、ワット・パイロンウアに比べるとかなり女性に厳しい地獄という印象です。
<スポンサーリンク>
ワットムアンは金の大仏で有名
ワット・ムアンの本来の見どころはむしろこちらです。
ここの大仏は高さ93m、幅62m(タイ政府観光庁のサイトから)と巨大で、田園地帯にあり、周りに高い建物がないため、かなり遠くからでも見ることができます。ちなみに奈良の大仏は約18mだそうです。
大仏の周りは周遊でき、その巨大さを実感できます。
そして、下に垂らした右手の三本の指先にそれぞれ触れて、仏のご加護を祈ります。ここは最近人気上昇中のパワースポットとして多くの参拝者が訪れています。
また、少し離れた場所にあるカフェから、この大仏を眺めながらお茶を飲むのが流行りだそうです。
鏡張りの礼拝堂
ここの内部は、柱や天井などが全面鏡張りになっていて、眩ゆいばかりのキラキラです。
筆者もいろいろなお寺に行きますが、こういったお堂は初めてです。
また、このお堂は冷房が効いており、酷暑の時期は有り難いと思います。ちなみに、筆者が訪れたのは11月末で、日差しは強いけど湿気がなかったので、汗が吹き出す暑さではありませんでした。
だから、どっちでも良かったのですが・・・。
<スポンサーリンク>
その他
境内に入ってすぐ左手に食堂や干物屋、土産物屋が少しあり、お腹が空いたらここで食事をしてもいいです。
筆者もこちらで昼食を食べましたが、普通の価格で普通に美味しかったです。
ワットムアンへの行き方
往路
北バスターミナルへ
まずモーチットにある北バスターミナルまで行きます。タクシーであれば別ですが、バスターミナルまで行くには、とりあえずBTS(スカイトレイン)のモーチット駅か MRT(地下鉄)のチャトゥチャックパーク駅まで電車で行くのが早いと思います。
いずれも、有名なチャトゥチャック ウィークエンドマーケットの最寄り駅です。
ちなみにネット上では、モーチット駅前からダイレクトにアントーンまで行けるとも書いてありましたが、そこらじゅうの人に聴いてもそれはない、と言うので諦めました。
モーチット駅から地上に出てバスターミナルまで歩けない訳ではないですが、微妙な距離ですし、暑いので路線バス、ロットゥ、バイタクなどで行くことをお勧めします。
筆者は路線バスで行きました。駅周辺にはバス停がいくつかあるので、表示を確認するか周りの人に聴いてみましょう。多くの路線がバスターミナルまで行きます。駅からは終点がバスターミナルでした(8B)。
北バスターミナルのことを現地の人は「モーチット」と呼んでいました。だから、車掌に聴くときも「モーチット、バスターミナルへ行くか?」でいいと思います。
ちなみに正式名は、「BANGKOK BUS TERMINAL(CHATUCHAK)」です。
北?モーチット?チャトゥチャック?どれなんだよって感じですが。
ところでバンコクには、南バスターミナル、旧南バスターミナル、東バスターミナルもありややこしいのですが、「北」だから「north 」とか
「northern 」と言っても通じませんのでお気をつけください。他も同様です。
<スポンサーリンク>
ロットゥでアントーンへ
北バスターミナルからバスまたはロットゥ(ミニバン、現地の人はミニバスともいう)でアントーンまで行きます。
筆者は、バスは時刻もわからないし、時間もかかるのでロットゥを選択しました。
しかしこのロットゥの乗り場を見つけるのが大変でした。バスターミナルが巨大でロットゥの姿が見えません。
何人かに聴いても全然関係のないところを教えてくれます。
ネット上での情報も違ったような気がします。
やっとインフォメーションで確認しましたが、バスターミナル前の大きな道路を渡って反対側にあると。
半信半疑で行ってみると、確かにロットゥが何十台も待機していました。
そこではすぐにチケット売り場も乗り場もわかり、程なく出発しました。
10:45にバスターミナルを出発して、快調にとばして12:20にアントーンに到着しました(100B)。
ちなみにバスだと倍の3時間かかるそうです。
<スポンサーリンク>
アントーンからワット・ムアンへ
情報では、アントーンからはバイタクしか手段がないようでしたが、アントーンに着いたら、別のロットゥに乗り換えてスムーズに行くことができました。
アントーンのバスターミナルは小さいので、ほとんど降りた場所で別のロットゥに乗り換える感覚です。聴けばすぐわかります。
ワット・ムアンの入口まで所要時間は15分です(20B)。
運転手に伝えておけば降りるところをちゃんと教えてくれます。
ただし、幹線道路で降ろされるので、ワット・ムアンまで幹線道路から15分くらい歩くことになります。
ロットゥを降りたらすぐ大きい大仏が見えるので迷うこともありません。
<スポンサーリンク>
帰路
オッチャン登場
基本的に往路の逆を帰るだけなのですが、幹線道路まで出て帰りのロットゥを待っていると、地元の酒臭いオッチャンが出てきて、「どこまで行くんだ」とか、「どこから来たんだ」と話しかけてきました。
最初は、「あー、めんどくさいのが来た」と思っていたのですが、ロットゥを見つけようとしてくれたり、バンコクのこともよく知っていて話が弾んでしまいました。
そして、ここからバンコクのモーチットまでダイレクトにロットゥが行く、と言っています。
そんな訳ないでしょ、と最初は真に受けませんでした。来るときはアントーンで乗り換えたので。まあ嘘でもこちらにはなんの不利益もないのでいいやと。
15分くらいすると、オッチャンがロットゥを止めてくれました。そして、運転手に「モーチットまで」と言ってくれました。え?ホントにモーチットまでダイレクト?
運転手も普通に発車させたので、間違いありません。
なんか最初冷たくあしらってオッチャンに申し訳なかったです。
<スポンサーリンク>
14:45出発
無事ロットゥに乗りました。
自分だと「アントーンまで行ってくれ」と言ってたところでしたが、オッチャンのおかげでモーチットまでダイレクトです。
そしてなんと、北バスターミナルではなく、BTSのモーチット駅で降ろしてもらえるのでした。
16:50にBTSモーチット駅に到着しました。最高です。感謝感謝です。
往路は、BTS→路線バス→ロットゥ→ロットゥ→徒歩でしたが、復路は、徒歩→ロットゥ→BTSと超楽でした。
ただ、やはり往路のBTSモーチット駅からアーントンへのロットゥの路線が、本当になかったのかどうか今もわかりません。
※ワット・パイロンウアへの行き方はこちら
↓↓↓↓↓↓↓