JAL、ANA両方で違反続出
最近、パイロットの飲酒問題が世間を騒がせています。
いずれも前日飲み過ぎた、という話なのですが、普通のサラリーマンが飲み過ぎて次の日仕事にならない、というのとは訳が違います。多くの人命を預かる人達の行為なのです。
飲酒問題は今に始まった事ではない
しかしこういった事例は以前からあったわけで、今に始まった事ではありません。
前の日飲み過ぎて、翌日の乗務が出来なくなりその便が欠航になったり、代替のパイロットの手配に時間が掛かり遅延した、とか。
覚えてるだけでそこそこあります。その都度問題のあった航空会社は謝罪しルールを厳格化してきました。しかしずっと個人を監視しているわけではないので、いつのまにか「つい飲み過ぎた」みたいなことが起こり得ます。
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パイロットにストレスは多い
どうしてこんなに飲酒問題が多いのでしょうか。
一説には、パイロットは厳しい条件の下で働いているから、ストレスが溜まりその発散のためについ飲み過ぎてしまう、というのがあります。
しかし、ストレス溜めながら働いている人なんて山ほどおり、逆にストレスない人なんてほとんどいないのではないのでしょうか?
残念ながら理由にはならないでしょう。そのストレス分は、既に高い収入に反映されているはずです。
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どんどん厳しくなるルール
どの世界でもそうですが、不祥事が起きるたびにルールが厳しくなり、そこにいる人はがんじがらめになります。
学校でもそうですが、校則が厳しいところは基本的なことができない生徒が多いのです。できるのであれば、自由なはずです。
そういう意味では、小学生か?とツッコミを入れたくなります。
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モグラ叩きにならないように
ルールを厳格化すると、そこでなんらかのストレスが溜まり、今度は別のことでそのストレスを発散したくなります。
そうするとまたそこでルールに背いたり、罪を犯したりする人が出てきて、結局モグラ叩きのようになってしまいます。
これは、本当は企業がどうこう言っても仕方ないことです。個人の資質の問題です。ただ、結局そういった事態になれば企業に責任が及びますので、企業は普段から教育を徹底したり、コミュニケーションをよく取って、悩みやストレスがないか確認する必要があるのです。
そういった意味では、そこにビジネスチャンスがあるかもしれませんね。