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投資と消費

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投資と消費のどちらが好きですか?

私は「 投資」という言葉が好きです。一方で、「消費」という言葉はあまり好きではありません。なぜなら、「お金のない人は消費する。お金のある人は投資する。」が座右の銘だからです。

もっとも、自分は金持ちではないですが・・・。だから投資するんだ、とも言えます。

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投資とは?

もちろん読んで字の如く、利益を得るために資金を投入することですが、その具体的な行為は多岐にわたります。

居住用の不動産を購入するのは投資か?

例えば、自分が住むための家を購入する行為はどうでしょうか。自分が住むのだからそんなの投資なんかじゃない、と言われる方は多いと思いますが、私は完全にこれを投資行為として考えています。

つまり、私は物件を見る時に、今この物件を買って、5年後に今より高く、もしくは同価格で売れるか、を選定の基準にしています。そういう目で見ることが実は不動産の本質を見ることだと思っています。
単に安いからとか、大規模だから設備が充実しているからだとか、プールがついているからだとかだけで決めているとしたらあまりに危険です。

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自宅は資産?それとも負債?

そもそも「不動産は資産でしょうか?それとも負債でしょうか?」という議論がありますが、自分の居住用としての不動産はやはり負債です。

基本的に、お金を生まないものは全て負債です。居住用の不動産はいろいろなコストはかかりますが、お金を生まないので完全に負債です。これを人に貸して家賃をもらったり、売って現金に換えて初めて資産になります。

特に不動産はペーパー等と違って流動性が悪く、要らなくなったからすぐ売ろうと思っても思うように売れません。そういう意味でも自宅用だろうが、賃貸用だろうが前述したような視点で選んでみると良いと思います。

不動産は、「1に立地、2に立地、3、4が無くて5に立地(日本)」、「ロケーション、ロケーション、ロケーション(米国)」、と昔から言われているにもかかわらずこれを無視する人がたくさんいます。というか、そもそもそういう知識がない人が多すぎます。

不動産屋は当然プロで、素人との知識の差は歴然としています。その人達の言うことはウソではないのですが、売るのが仕事であって、私達の資産設計を考えてくれているわけではないのです。良いことばかりを言われると、ついその気になってしまいがちです。

プロと同じ知識をつけるのは無理にしても、常に勉強は必要です。

コレを終の住処にするからそんなの関係ないよ、とおっしゃる方、人生何があるかわかりませんよ。

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お金を使う行為は全て投資と考える

不動産に限らず、お金を使う行為は全て「投資」行為だと考えれば、常に自分の今してる行為をする意味を考えるようになると思います。

一つ一つの行為を単なる消費ではなく投資だと考えて貴重な財産を増やしましょう。

ネガティブな投資、ポジティブな消費?

投資というと、ラクして儲けるとか、やりたいことを我慢して投資にお金を使う、みたいなネガティブなイメージがあります。

一方で消費は、自分で稼いだお金を好きなことに使うとか、消費すると経済を元気にする、というようなポジティブなイメージがあります。

確かにそれぞれ事実ですが、大事なのは今小さく楽しむか、将来でっかく楽しむかの選択を自分がしているという認識をする必要があるということです。

イメージなんか関係ないのです。事実が大事なのです。選択を誤らないようにしなければならないのです。

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