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ルアン・パバーンは街全体が世界遺産
ラオスのルアン・パバーンという街をご存知でしょうか?ルアン・プラバンとも呼ばれます。
ラオスの首都ビエンチャンから北西約400kmに位置する、街全体が世界遺産登録されているという美しい場所です。
ビエンチャンからはもちろん、タイのバンコクからでも飛行機であっという間に着きますので、タイから遠足気分で行くことができる街です。
ルアン・パバーンがあるラオスは
他のアセアン諸国はどんどん栄えて、それと同時に昔の面影や良さを残したところが少なくなりました。
少し前まで「最後のフロンティア」と呼ばれていたところが、すぐそう呼ばれなくなって、別の国がそう呼ばれるようになります。
具体的にはミャンマーが少し前までそうでしたが、いずれはこのラオスがそれに当たるようになるのでしょうか。
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変化が早いアジア
とにかく東南アジア含めアジアは変化が早く、激しいのです。変化してないのは日本くらいじゃないか、と思うくらいです。
何を見ればそれがわかるかというと、それは首都の地価です。発展しそうな国には、国内外から投資マネーが流入します。
そうすると一気に地価が高騰し不動産価格も高騰します。高くなってしまってはもう手遅れで、投資の妙味は無くなります。
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昔の面影をそのまま残す ルアン・パバーン
話はそれましたが、ラオスはまだその手前で、しかも首都のビエンチャンではなく、ルアン・パバーンはその対象外のような雰囲気です。
街全体が世界遺産に登録されているので、中途半端に開発されず余計に別世界なのでしょう。この街だけ隔離されてるようです。
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ルアン・パバーンを訪れるべき理由
街全体が小さく余裕で歩ける
旅行者にとってこれは大きいです。いちいちタクシーを使わなければならないのは辛いです。
通りもわかりやすく、適当に歩いても迷うことはありません。
雰囲気が素晴らしい
まったりとした空気が流れていて、ここにいるだけで癒されるような気がします。ただし、長居するとダメな人間になるかもしれませんので、お気をつけください。
物価が安い
観光地でありながらホテル、レストラン、マーケットの価格が安い。お金は無いが、時間がある人にとっては最高でしょう。
人が優しい
タイの人にも言えますが、基本的に穏やかで優しい人達なのでしょう。この人達が大声で怒鳴る姿が想像できません。
近郊にも簡単に行ける観光地がある
車やトゥクトゥク、船を使えば近郊の滝や寺院、織物、陶芸の村等に簡単に行くことができます。
時間のない人は1日車をチャーターするといいでしょう。主な見どころは網羅できます。
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ルアン・パバーン近郊の主な見どころ
プーシーの丘
国立博物館の向かいに入口があり、ここから328段の階段を登ると小高い丘の上に出ます。そしてそこからルアン・パバーンの街が俯瞰できます。
朝や昼に行ってもいいですが、ここでは夕陽を見るのが定番ですので、夕方に行くといいと思います。
ただし、夕陽がよく見えるように早めに行って座る場所を確保することをオススメします。頂上にはあまりスペースがないのでゆっくり行っていると、場所がなくなります。
暑いと丘の上に登った時は汗だくですが、それくらいは我慢しましょう。
ここでさらに癒されてください!
ワット・シェントーン
ルアン・パバーンには約80のお寺がありますが、その中でもシンボル的な存在がこのワット・シェントーンです。
ルアン・パバーンで一つだけお寺を訪れるとしたら、間違いなくこちらです。
1560年に建てられたこのお寺は、ルアン・パバーン様式で、湾曲した屋根が東側に3段、西側に1段重なり計9枚の屋根で構成されており、優雅な印象を与えます。
一方で壁面は黄金の彫刻で飾られており、屋根とのバランスが素晴らしいです。
また、お寺の背面では「マイトーン(生命の樹、黄金の木)」のモザイク画が一面を覆っています。それは仏教の物語が描かれているとか。
中に入ると、たくさんの仏画、仏像があります。
本堂の他、レッドチャペル(赤堂)、立像堂、霊柩車庫などが敷地内にあり、ゆっくり見て回りたいところです。
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クアンシーの滝
クアンシーの滝は、ルアン・パバーンから車で1時間くらいの場所にあります。
バスなどはないので、車、トゥクトゥク、レンタバイクのいずれかで行くことになります。
ただ、道路は未舗装なので土ぼこりがひどいですし、雨が降ればぬかるんだり、橋が滑りやすくなるため、レンタバイクはオススメしません。実際にバイクで転んで怪我をしたという人がいました。私も車で行き正解でした。
いずれで行っても駐車場で降り、そこから滝までは森の中を15分ほど歩きます。暑い時は少ししんどいですが、遊歩道がありますし、途中に熊の保護センターがあり、ここで熊を見ているのも意外と楽しく、全く苦になりません。むしろ、マイナスイオンをいっぱい浴びることができ、気持ち良いのです。
ここは滝そのものも美しいですが、滝壺が棚田のようになり、そこに溜まっている水がエメラルドグリーンで全体として非常に美しいのが魅力なのです。トルコのパムッカレの縮小版のようなイメージです。
そして、滝の付近を歩いたりするだけでもいいのですが、ここは水着を持って行って泳ぐべきです。遊泳できるポイントが3箇所あるので、好きな場所で泳ぐことができます。水の中に入ればさらに気持ち良くなります。ちなみに更衣室もあります。
ここでは少しゆっくりしたいので、往復の時間も含めて4、5時間はみておきましょう。
エレファントキャンプ
ルアン・パバーンには、いくつか象乗り体験ができるエレファントキャンプがありますが、クアンシーの滝へ行く途中にもあり、そこにも立ち寄ってみましょう。
象を間近で見たり乗ったりすることは、あまり日本ではやりませんので、良い経験になると思います。
パークウー洞窟
ルアン・パバーンから船でメコン川を約25km遡ったところにある鍾乳洞です。
川を船で行くこともできますが、車をチャーターしておけば、もちろんこちらへも行ってくれます。船着場のすぐそばまで行くことができます。
元々は、修行僧の瞑想の場所でしたが、巡礼者が次々と仏像を納め、一時は3万体以上にもなったようです。
しかし、革命の混乱期に盗難に遭い、現在は約2,500体の仏像が残っているようです。
船でしか行くことができず、とても神秘的で落ち着く場所です。
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朝の托鉢
僧侶が喜捨を求めて街を歩く托鉢は、ここがラオスで最大規模とのことです。
5:30〜6:30頃と、朝早いですが、是非早起きして喜捨してみましょう。
ナイトマーケット
17時頃になると、シーサワンウォン通りが歩行者天国になり、そこの道いっぱいに露店が出店します。
ラオスの特産である織物をメインに民芸品や小物、シャツ、コーヒーなどが売られており見ているだけで楽しいです。お土産を買うのにも重宝します。
価格は、言い値でも安いですが、当然値切ります。でも、ラオスの人はあまりガツガツしてないのか、こちらが無茶な価格を提示するとあっさり引き下がりますので、ほどほどで手を打ちましょう。
ルアン・パバーンにゆっくり滞在する
その他にも街中や郊外に見どころがありますので、何日か滞在してゆっくりすることをオススメします。
現地に行くと、ここは忙しなく動くところではないというのがわかっていただけるはずです。
以上世界中の旅行者が集まるルアン・パバーンでした。
ラオスの首都ビエンチャンについてはこちら
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