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ラオスという国
みなさんはラオスという国に行ったことがありますか。
ラオスはタイ、ミャンマー、ベトナム、カンボジア、中国と国境を接する内陸の国です。
ですので、文化も地域によって近隣の国の影響を強く受けています(というか、国境は勝手に後から引いたものですので、当然といえば当然ですが)。
日本からの距離もタイと同じくらいなのですが、直行便がないのと、今ひとつ有名な観光地が思い浮ばないので常にマイナーな国という印象です。
しかし、マイナーゆえ観光客が大挙して押し寄せることがなく、外国人に荒らされていないので、人がスレてなく穏やかで、訪れた者にはすごく落ち着く場所なのです。
だから旅好きの間では既に何年も前から人気があり、タイやベトナムに行ったついでに何日か楽しむというスタイルで認識されています。
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首都ビエンチャン
そのラオスの首都がビエンチャンです。ビエンチャンは、タイ北部から陸路で簡単に行けますし、バンコクから飛行機に乗ると1時間で行くことができます。バンコクから同じタイのチェンマイへ行くよりも距離的には近く、バンコクから遠足で行くような感覚でしょうか。
またベトナムのハノイ、カンボジアのプノンペン、中国の昆明など近隣の都市からもほぼ同じくらいの距離なのです。
ビエンチャンはこぢんまりした首都
一国の首都といっても、空港は小さく、高層ビルもなければ鉄道もなく、人口も少なく、ゆったりとした時間が流れ、どこかのんびりした雰囲気の街です。
街自体も小さく、主な見どころは自転車でも回れるくらいです。
1日で十分
だから、観光だけが目的なら1日あれば十分です。
筆者は、バンコクを朝の航空機で発ち、ビエンチャンのホテルに昼頃到着し、午後半日で車をチャーターし、観光しました。
チャーター代が80米ドルと、現地の物価からするとかなり高かったのですが、一箇所郊外に見所があったのと、5月で気温も30度を超えていたため車を使いました。
おかげでかなり早く回ることができました。
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ビエンチャンの主な見どころ
パトゥーサイ
パリの凱旋門を模して設計された戦没者慰霊塔で、周囲の公園と一体化して雰囲気が非常に良いです。
柱からアーチに至る内壁には、様々なモザイクが彫り込まれています。
そしてなぜか4階部分に雑多なお土産屋さんがあります。東南アジアによくある露天のようで、特にここで買うべきものもありません。
上は展望台になっていて、ビエンチャンの街が一望でき、本当に高い建物がないことが確認できます。
ちなみにこの建物はまだ未完成のようです。
タート・ルアン
ラオスで有数の大きさを誇る黄金の仏塔で、ラオス国民のシンボルと言われ、国章に描かれています。
仏塔には釈迦の胸骨が納められていると伝えられています。
タート・ルアンの北には、ワット・タートルアンヌアという宮殿があります。こちらはラオス仏教界最高位の僧がいる場所です。
是非中に入ってみましょう。天井に描かれた法輪のような画は一見の価値があります。
また、タート・ルアンの隣には巨大な黄金の涅槃像があります。
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ワット・シーサケット
ビエンチャン最古の寺院ですが、戦争で破壊されたため、現存するのは1824年に建立されたとされています。
本堂と回廊には数千もの仏像があり必見です。
ワット・ホー・プラケオ(ワット・ホーパケオ)
1565年に建立され、当初はエメラルドの仏像が安置されていたのですが、シャムの侵入によりプラケオは持ち去られ寺院も破壊されました。1940年代に修復され、現在は博物館となっています。
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タラート・サオ
ラオス最大級の近代的な(ラオスにしては)ショッピングセンターです。
中がなんとなく薄暗い感じがしなくもないですが、こんなものでしょう。
それこそ雑貨や家電などなんでも揃っていますが、家賃が高い分価格もそれなりです。
その他にも、大規模なマーケットが続々とオープンしており、伝統的なお店は今後少なくなっていくかもしれません。
ラオス人民軍歴史博物館
ラオス国防省の博物館で、前庭に旧ソ連製の飛行機や重火器があり、館内には軍用車両や小銃などの武器が展示されています。
また、前庭にある兵士たちの彫像が印象的です。
人民安全保障博物館
人民軍歴史博物館の斜め前にあり、警察や消防など国民を守る仕事の博物館です。
館外にあるパトカーや白バイ、消防車もなかなか見ごたえがあります。
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ブッダパーク
ビエンチャン郊外にある人気の「仏陀公園」。正式名はワット・シェンクワン。
巨大な寝仏など仏教に関する像はもちろん、ヒンドゥー教の神さまも祀ってあり、なにか不思議な公園です。
もっとも、両方の宗教は元々出が同じなので納得はいきますし、タイにもこういったお寺はいくつもあります。
また、何を表現したのかよくわからない像もあり、なかなか面白い公園です。
ナイトマーケット
メコン川沿いには夜になると無数の店舗が現れナイトマーケットが形成されます。どこの国でもよくある露店ですので、ここでお土産を買うのもいいでしょう。もちろん値切り倒すことをお忘れなく。
もっとも、ラオスの人は商売に対してガツガツしてなくて、こっちがあまりにも安い価格を提示すると、もういいよ、と諦めて後を追ってきません。だから、本当に欲しい場合はほどほどで手を打った方がいいですね。
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ビエンチャンの後は北上
以上の通り、ビエンチャンは1日で楽しみ、その後バンビエンやルアン・パバーン(ルアン・プラバン)などの北部のもっと田舎に行くことをオススメします。
どちらかというと、そちらの方が見どころも多いですし、さらにゆったりしていて癒されます。
実際、日本人以外の旅行者もほとんどがそちらを目指します。
ルアン・パバーンについてはこちらを参照下さい
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