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タイではメジャーな地獄寺
タイのバンコクから北西へ約80kmのところに俗に言う地獄寺があります。このお寺は正式にはワット・パイロンウアという名前で、タイにある約80?の地獄寺の中でも最大規模を誇ります。
筆者は今までタイには15回以上行っていますが、一度も地獄寺には行ったことがありませんでした。というよりもその存在すら知りませんでした。
ガイドブックにも掲載はないのですが、ネット上でかなり紹介されており、タイ通の人には人気のスポットと聞いていたので、行ってみました。
ちなみに、タイの地獄寺を徹底取材して本を出した日本人女性もいるくらいマニアには受けるスポットのようです。
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ワット・パイロンウアへの行き方
ここで、ワット・パイロンウアへの行き方を紹介します。
こちらはバンコク中心部から80kmほど離れており、手段としては、①路線バス②タクシー③ツアーの3通りが考えられます。
もちろん楽なのは②、③ですが、それは単に車に乗っていればいいだけので、ここでは自力で行く①を紹介します。
南バスターミナルへ
511番で
まずバンコク市内から南バスターミナルを目指します。セントラルワールド前などから511番で行くことができます。エアコン付きの快適なバスです(19B=バーツ)。所要1時間くらい。
タリンチャン経由もあり
また、週末であれば、同じ方向にあるタリンチャン水上マーケット(週末のみオープン)へ79番のバスで行き、見学した後、来た時と同じ方向にまた79番のバスに乗ると南バスターミナルに到着します(15B=バーツ)。
運賃を払う時に、南バスターミナルに着いたら教えてくれるようお願いしておきましょう。ただ、この「南バスターミナル」という単語自体が通じにくいので、「สถานีขนส่งสายใต้ตลิ่งชัน」を見せるか、「Sai Tai Mai Station」と伝えましょう。
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南バスターミナルは巨大ターミナル
この南バスターミナルは巨大なバスターミナルで、乗るバスを探すのも大変です。基本的にはバスと乗り場の番号は一致すると思いますが、今回乗った68番、511番はよくわからない場所に乗り場がありました。
だから、変に自分で探そうとせずに、その辺の人に聞きまくりましょう。みんな親切に教えてくれます。ちなみに、インフォーメーションがあるにはありましたが、そこには誰もいませんでした(笑)。
タリンチャン水上マーケット経由79番のバスで行けば、着いた停留所からたまたまワット・パイロンウア行き68番のバスが出ていました。
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68番のバスで地獄寺へ
南バスターミナルからは68番のバスに乗ります。エアコンはありませんが、扇風機は回っています。
それはいいとして、バスのスピードが遅すぎます。時速20kmくらいでしょうか。結局片道2時間かかりました(50B)。
そして、バンコクから遠くなればなるほど不安も募りますので、何回も降りる停留所を運転手か切符売りの人に確認しましょう。外を眺めていても「地獄」は見えません。「วัดไผ่โรงวัว」(ワット・パイロンウア)を彼らに見せるといいでしょう。
そうすると、筆者の場合、降りる時に親切にも切符売りの人が帰りのバスの時刻を教えてくれました。見学時間が正味2時間あったので、ちょうどよかったです。
ネット上では、バスは1時間に一本と情報がありましたが、真偽は不明です。降りる時に帰りのバスの時刻を聞いておきましょう。バス停に時刻表なんてもちろんありません。
結論から言うと筆者の場合、教えてくれた帰りの時刻ぴったりにバスが来ました。そして、なんと運転手も切符売りの人も行きと同じ人でした。
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地獄寺とは
ワットパイロンウアは真っ当なお寺
一般的に私たちは地獄寺と呼んでいますが、それは単に私たちがそう呼んでいるだけで、実はちゃんとしたお寺なのです。
そこには「地獄」だけがあるのではなく、むしろ地獄は一部で、広い敷地に立派な本堂や大仏、多数の仏様が安置されていて、ほとんどの人はお寺で拝んだり、お供えをしたりしていました。つまり、神聖な場所なのです。そして、なぜか市場もありましたが。
筆者が訪れた時もかなりの参拝者が来ていましたが、もしかしたら地獄だけを見に来ている人はほとんどいなかったのかもしれません。
なんのため?
「地獄」の趣旨は、現世で悪いことをすると、来世でこういうところに行くことになるからやめようね、という教育の場なのです。
もっと言えば、仏教の教えを視覚的にあらわしているのです。
カラフルでキッチュ
ここの地獄を表現した一つひとつのコンクリート像は稚拙なのですが、カラフルそしてキッチュで、結構恐かったり、気持ち悪かったり、笑えたりと見るものを飽きさせません。
そして壊れているのかいないのか、完成しているのかいないのか、単なるゴミなのかそうでないのかわからないものもあり、意味不明なモノもたくさんあります。
以前スリランカのお寺で地獄の壁画を見たことがあり、何か変わった絵だな、と思ったことを思い出しましたが、はっきり言って衝撃度が違います。
これでますます他の地獄寺にも行ってみたくなりました。
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復路
お寺への入口の前(幹線道路沿い)にバス停があり、わかりやすいです。復路は往路の逆を行くだけです。
68番で南バスターミナルへ、そこで511番に乗り換え市内に帰ります。ただ、この511番の乗り場も微妙な場所にあるので、別方面のチケットを売ってる人達に聞きましょう。
そして、511番のバスに乗ったら、バスを降りる場所も車内で伝えておきましょう。
※タリンチャン水上マーケットについてはこちら
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