チャイナマネーを追え
標題の文言は、格言みたいによく言われますが、投資の世界ではやはり本当なのだと思います。
なぜかというと、中国人はとにかく投資情報に敏感で、彼らについていけば高い確率で成功すると言われているからです。
そしてまた、彼らは投資した案件から手を引くのも早く、情報に疎い日本人は彼らが引いた後、つまり価格が上限をつけた後に参入して結果損をするともよく言われます。
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日本人と中国人の違い
この違いは何なのでしょうか?お金持ちにしか入らない情報はあるとしても、日本にも金持ちはたくさんいます。やはり、「日本人には金融リテラシーがない」ということなのでしょうか。こんな一言で片付けるのも何か納得いきません。
特別中国人の金融リテラシーが高いのか?必ずしもそうではありません。
根本的な違いは、日本人は自国の通貨を信頼しているが、中国人は信頼していない。もっと言えば、中国人は自国そのものを信頼していないということでしょう。
だから、自分の財産を作る、守る、増やすということを自然とやっているのです。そうすると当然情報にも敏感になり、自ら積極的に情報を取りに行こうともするのです。
またお金を貯めて、いずれは海外に移住することを虎視眈々と狙っています。
国が傾いているという実感が薄い日本人は、未だにぬるま湯に浸かっているのです。国が国民を守ってくれるという幻想を抱き続けているのです。
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日本人がやるべきこと
基礎を学ぶ
今、日本にも投資セミナーとか勉強会とか投資や金融について勉強する機会はたくさんあります。だから、本来全くの初心者は、こういうセミナー(しっかりとした機関が実施しているもの)に参加して基礎を学ぶ必要があると思います。
ところがお金を増やしたいと思っている人はみんな、「今すぐ儲けたい」という気持ちが強すぎて、そういった基礎を勉強せずいきなり投資するという行動に出るのです。
それでは結局良いパフォーマンスが得られるわけがないのです。よく言われる例えとして、泳ぐ練習をせずにいきなり大海に飛び込むようなものです。
それが結局、先程の「金融リテラシーがない」ということになるのでしょう。
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教育
また、これもよく言われますが、日本人は子供の頃から金融の教育を受けてないという問題です。子供の頃から教育を受けてなくて、大人になっても受けていないのであれば、当たり前ですが知識があるはずがありません。これはかなり厳しい状況ですね。
学校で教えるのが無理なら、子供向けのそういった塾があってもよさそうなものですが、需要がないから商売にならないのでしょうか。あまり聞いたことがありません。頭が痛くなるような中学受験用の勉強をしている時間があったら、少しでも金融の勉強をすべきだと思いますが。
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情報が命
投資も商売も情報が命。世の中で流行っていることは既に価値が減少しており、流行る頃には自分はもう手を引いてる。そんな風になりたいですね。
そのためには情報を早く得るために、成功している人、お金持ちの人と一緒にいるようにしましょう。そして、実際に世界に行ってみましょう。