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日大アメフト部は日本の象徴

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今日本で最も熱い話題

今をときめく大学のアメフト部が連日ニュースで大きく伝えられています。

関学との対抗戦で日大の選手が、ボールを持っていない関学の選手に故意にタックルしたという問題が発生し、日大アメフト部の謝罪や記者会見等の初動のマズさから、もはや話は大学そのものにまで発展しています。

プレーに関係ない相手にタックルをしたこと自体が悪いのは疑いようがないのですが、それを選手本人の意志でやったのか、監督の指示でやったのかが争点になっています。

これについては、選手本人が単独で記者会見を開き、「監督の指示だ」と主張しました。

この後慌てて監督とコーチが記者会見を開き「選手の判断だ」と反論しました。

どちらが真実かはわかりませんが、おそらく日本国民の99%は選手の方を信じているのではないでしょうか。

なぜなら、選手自身が自発的にそうする理由が見当たらないからです。監督の「つぶせ」の指示を誤解した、と監督は主張していますが、昨日今日作った即席チームではあるまいし、また選手も幼稚園児ではないのだから、そんな誤解は普通あり得ないでしょう。

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初動からその後のすべてが悪い

言った言わないはさておき、今回の事件で一番マズかったのは、日大側の相手選手や学校に対する謝罪のタイミングや態度などです。

よく企業が不祥事を起こした時にとる対応で、ちゃんとした企業とそうでない企業とに分かれるように、今回の日大は明らかに後者でした。

さらに選手が謝罪会見をした後に慌ててやった監督側の会見が火に油を注ぎました。

残念ながら点数をつけるとしたら「0点」でしょう。

奇しくも2016年に「危機管理学部」を創設していたというところがなんとも皮肉です。

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これも全て原因は一緒

もっとも、日大の監督、コーチが100%悪いのかというと、そうとも言い切れないのではないでしょうか。

というのも、ここが典型的な日本の体育会の一つであったのであり、それは他にも日本中で山ほどあるのです。

やはり根源は戦時中の日本の軍隊にあると私は見ています。当時の教育が戦後70年以上経った今、なお綿々と受け継がれているのです。

上には絶対服従の原則が今も学校、いや社会全体の常識になっているのです。「個人の尊重」という超基本的な概念が全くないのです。

だから、会社でも自殺者が出るということが日常茶飯事になっているのです。

海外の人が聞いたら腰を抜かすような内容ですが、これが日本のスタンダードなのです。

これは学校教育から変えていかなければならないのですが、容易なことではありません。

いっそのこと、全学生に海外留学を義務付けるくらいの政策が必要です。これからは若者が海外に行っていろいろな経験を積むことが必須になってきます。日本のスタンダードは世界のスタンダードではないのです。

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来年の受験者数への影響は必至

学校にしろ企業にしろ不祥事は起きるのですが、その後の対応が世間の信頼を維持できるかどうかの分かれ目だと思います。そしてそれは、経営に直結すると言っていいと思います。

そういう意味では、今回の事件で日大アメフト部だけでなく、日大そのものの信用が失墜してしまったので、来年の受験者数減とそれによる経営への影響は計り知れないでしょう。

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