長く安定的なパフォーマンスを出すために
投資はギャンブルと違い、長い期間に渡って安定的にパフォーマンスを出すことが大事です。だから当然ギャンブル的要素の強い投資は避けるべきです。
私達が絶対に陥ってはならない最悪の事態は、この世界から退場させられること、つまり破産してしまうことです。
もっともこの世には、一度破産してもまたそこから復活するすごい人もいますが、確率はものすごく低いと思います(本当はそういうスキルを身につけたいですが…)。
そこで、投資で失敗しないため(退場させられないため)の最低限必要な素養を筆者なりに考えてみました。
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3つの素養
1.冷静さ
なんといってもこれでしょう。投資だけでなく、生きていく上で必要なことです。
勝っているときは盲目になり、負けているときは血が頭に上り、冷静さを失いまともな判断ができなくなることは避けなければいけません。常に他人として自分を客観的に見てみましょう。
とはいっても、人間は感情で動く動物ですし、わかっていてもできないものです。
そこで、どうすればよいかですが、ルールを作ることです。そして当たり前ですが、そのルールを守ることです。
どんなに勝っていても、どんなに負けていても、そのルールに則って行動するようにすれば、大怪我は避けられます。事実、投資で成功している人はコレができています。
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2.粘り
これは早めの利確や損切りと相反することかもしれませんが、長い目で見て儲ける、ということを考えると、その都度一喜一憂せず、正しいと判断したことは基本的に変えないという姿勢を貫いた方がいいと思います。もちろん時代に合わせて資産配分を変えていくことは重要です。
一喜一憂していると、精神的にもよくないし、それこそ長く持ちません。目標を定め、必要な手段をとったら(損切り等の設定)、後は寝て待ちましょう。
3.広い視野
抽象的な表現ですが、具体的には、情報収集、勉強、師匠や仲間を作るといったところです。
世界的に有名な投資家は、投資をする前にまず、歴史や哲学を勉強しろ、と言っています。歴史は必ず繰り返すので、歴史を知っていると次に起こる現象が予測できるということです。
正直これは中々厳しいですが、実際はそういうことなんでしょう。私たちは投資をしながらでも常に勉強したり、世の中の変化を感じ取り、修正、発展させていくべきです。
そして、「自分は投資家だ」と宣言することにより、周りからも情報が入ってくるようになればさらにいいですね。
恐怖と欲望に勝つ
結局のところ、投資は自分との戦いです。恐怖と欲望に勝つことができるかどうかなのです。