教育は重要な問題
お子さんのいる家庭が考えなければならない重要な問題の一つに、そのお子さんにどこの学校の教育を受けさせるか、ということがあります。
そもそも、日本がいいのかどうか、海外だとしたらどこの国がいいのか。海外の学校に行った場合、親はどうするのか。費用はいくらかかるのか。等様々なことが絡んできます。
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日本の教育
今まで日本の教育レベルは高く、そのレベルの高さが日本の経済を支えてきたとも言われていました。貧富や地域の差に関係なく、ほぼ全員が受けようと思えば均一の教育を受けることができました。
ただ、一方で受験のための勉強であったり、とんでもなく難しい問題や、実際にはほぼ使わないような単語を必死に覚えたりして、ムダだとも言われてきました。
その結果、英語においては何年やってもしゃべれるようにはならないし、受験が終われば忘却の彼方で、読み書きすらできなくなるという情けない人を多数排出してきました。
また、暗記中心の勉強で、考える力がつかない、だから自分の意見も自信を持って言えない、という弊害が長年指摘されてきました。
そういった意見に対して、結局マトモな教育改革は 実施されておらず、世界の中でもどんどん遅れていくのでは、と危惧されています。
これに対して国は、大学入試のセンター試験を2020年から共通テストという名前に変え、暗記中心で対応できる試験から、考える力をつけないと対応できない内容に変えることにしました。
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海外という選択肢
日本の人口はこれから劇的に減っていきます。つまりあらゆる市場がシュリンクしていくのです。
そうであれば当然海外に目を向けなくてはならないのですが、日本で生まれ、育ち、教育を受けて一切海外を知らないというのは、もはや時代遅れの感もあります。
やはりそう感じる人が多いのか、今は富裕層を中心に、幼少の頃から海外の学校で教育を受けさせる人が増えています。
投資家のジム・ロジャースも二人の娘をシンガポールの学校で幼少の頃から学ばせています。
元々、世界を旅する投資家の彼ですから、最適な場所を選ぶのはそう難しいことではなかったようです。
彼の場合、アジアでしかも中国語を学べる環境を最優先したようです。これからは、中国の時代だということです。
私達は、ジム・ロジャースとは持ってる資産が何桁も違うため同じことはできませんが、それでもいろいろな選択肢はあると思います。
真剣に考える時
今までのように、日本の受験を突破して日本の大学に入るか、日本にあっても留学生の比率が高く、授業を英語で受けられる大学に行くか、日本のインターナショナルスクールに行くか、幼少の頃から海外に行くか、大学から海外に行くか、いろいろなパターンがあります。
震災後、日本に住むこと自体に不安をおぼえ、父親を日本において、母子だけで移住する人達も増えているようです。これなどは、かなり行動力あるなあと個人的には感心しています。そして、正解、不正解はありませんが、良い選択ではないかと思います。
いずれにしても真剣に考える時であることは間違いありません。
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結論は
ところで結論ですが、正直結論を出すのは難しいです。が、実績、コスト、日本からの距離、クチコミ等を総合的に考えると、マレーシアのジョホールバル、台湾あたりが良いのではないかと思います。
ここらで基礎を固めて、大学の途中で欧米の大学に編入するというのもアリだと思います。
ジム・ロジャースも言うように、「子供の教育が最高の投資」だと思います。一度じっくり調べられてはいかがでしょうか?