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税金の無駄遣いは普通
国や自治体の施策や行事には、国民やその自治体に住む住民の税金が使われることが普通です。
しかし、最近その使われ方がよく問題になります。
これは以前からあったわけで、自分たちの税金が適切に使われているかチェックするのは当然なのですが、今降って湧いたように世の中の話題になっています。
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話題の中身
1.そもそも必要なのか
決まってから言っても無駄なのですが、そんなことやって意味あるのか、という議論です。
例えば、大規模な公共工事は経済を回す上でも必要なのですが、人口が減少する日本でそんなことやってどうするの、みたいな案件がいくらでもあります。
東京オリンピックなどもう何年も前から決まっているのに、開催直前でも反対されています。
2.コストがかかり過ぎる
これは、そんなことに何百億円も使うな、というものです。
これはたまたま世の中にその金額が知られたわけで、知られてない案件の方が圧倒的に多いのです。
その金額が知られたとしても、一般人に高いか安いかなんて本当は判断できないのですが、「億円」以上になると、なんとなく高く感じてしまいます。
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3.特定の業者が絡んでいる
国や自治体は、自分たちでは実際の運営はできないので、業者に委託することになります。
公共工事もそうですが、取りっぱぐれのない国などからの発注は、業者にとってオイシイ仕事なので、そこには多くの業者が群がります。
公務員に金品等を送って融通を図ってもらうことは、もちろん贈賄になるのでできませんが、あの手この手で現実的には丸めこんでいるのです。
また、よくあるのが、官僚が天下った業者や適当に作ったトンネル会社を経由するパターンです。
ほぼ実体のない会社を経由して、そこに例えば10%とかのマージンを落とすのです。
そしてまたそのお金がキックバックに使われて発注者に還元されたりします。
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社会の構図を理解する
いつの時代でも、どこの国でも、不正や脱法行為はなくなりません。
そして、支配する者とされる者の関係も変わりません。
その支配する者とはどんな人でしょうか。
それは大概が、子供の頃から勉強して難関大学に入り、官僚になったり、政治家になる人です。
結局はこの人たちが世の中を支配するのです。
世の中は、一部のエリートが大多数の非エリートを使って自分たちの有利なような仕組みを作り、位を上げ、権力を握るという構図なのです。
結果的にこういう人が裕福になるのです。
そして、今後もおそらくこの構図は変わらないでしょう。
これを理解しなくてはいけないのです。
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文句を言っても始まらない
私たちは、ガリガリ勉強してエリートになることが目的ではなく、少なくとも彼らに使われないようにしなければいけません。
残念ながら、社会人になってそれに気付いても遅いのですが、だからといって、いつも文句を言っても何も変わりません。
権力には勝てないので、ビジネスや投資で勝てばいいのです。
いずれにしても、今からでも勉強して専門的な知識を身につけることは必須です。