旅のスタイル
一口に旅といってもそのスタイルは様々です。
目的としては、ビーチでのんびり。本格的な登山や釣り。トレッキングやダイビングで自然との触れ合い。シティで芸術やスポーツ観戦。投資。単なる放浪等々。
手段は、航空機、電車、バス、車、自転車、徒歩等。
形態は、完全パッケージ、一部パッケージ、団体、個人等。
そもそも旅はほとんどの場合、それぞれが楽しむためにするものであり、何がベストか議論する事自体ナンセンスなような気がします。だから、それぞれが好きなように旅すればいいのですが、少しだけ個人的な意見を書かせていただきたいと思います。
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歩きまわる
筆者は基本的にバックパッカーだったので、全て自分で計画し、行動し、責任(リスク)もとってきました。
名所旧跡に行くのも好きですが、いつも街を歩き回ってドロドロになっていました。それで何を得られたかわかりませんが、少なくともその街を知るにはベストの方法ですし、その街に愛着もわきます。
ビーチも好きですが、なかなか心の底からのんびりできません。
ただ、最近は体力的にも精神的にも、危険な地域や未開発地に行けなくなったり、ガッツだけの一人旅も回数が減り、必然的にビーチ等が行き先に増えました。
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旅のスタイルが変わっている
以前は、ホテルはその日に着いた街で探すのが当たり前でした。もちろん今でもやっていますが、そこが人気の観光地だったり、オンシーズンだったりすると部屋が空いてないという事態に遭遇することがかなりあります。
初めての場所で夜中にビビりながら安宿を探すのは、肉体的、精神的に非常にキツイです。
それが今では、そこそこのホテルやユースホステルであれば、ネットで簡単に予約できます。しかも、予約サイト数社が価格を競っているので、利用する側はとてもありがたい時代になりました。ひと昔前では考えられませんでした。
そして観光などの情報もネットで検索すれば、よほどのマイナーな場所じゃない限り、瞬時に出てきます。今では、旅行者のバイブルだった「地球の歩き方」などのガイドブックを持ち歩かない人もかなり多いのではないでしょうか。
つまり、スマホなどのデバイスが旅のスタイルを変えたと言ってもいいと思います。
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苦労するのも旅のうち
便利になって、楽ちんなのはそれはそれでいいのですが、やはりそれでは「旅、旅行をした」という感覚は薄いですね。
英語の「トラベル」の語源が「トラブル」というのは有名な話です。あえてトラブルに巻き込まれる必要はありませんが、トラブルも含めて旅だと思います。
必ず考える事
ただブラブラその街を歩くのもいいのですが、筆者は最近はどこかに行った時は、必ずそこで流行っているものは何か、これを日本で売れないか?、逆に日本のものをこちらで売れないか?等を考えるようにしています。
また、ここに投資するのはどうだろう?という視点でいつも見ています。
つまり投資家としていつもその街や国を見るようにしています。そうすると旅の楽しさも倍増するような気がします。
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具体的なオススメのスタイルは?
では具体的にどうするのがいいかですが、オススメはやはり一人旅です。テーマも前述のような「投資」のようにあった方がいいと思いますが、無くても大丈夫です。大事なのは自分で考えて行動する事だと思います。それが経験になり次にもつながるし、何と言っても思考停止状態を回避出来ます。
コレは他にも通づる事だと思いますが、思考停止状態ほど怖いものは無いと思います。そういうクセが付くと全てにおいて考える事が面倒くさくなります。そうなると完全にアウトです。進歩がありません。
もっとも、これは単なる自分の経験から言ってるだけなので、スタイルの一つとして参考にしてください。