駅直結
バンコクのアジアホテルは、BTS(スカイトレイン)のラチャテーウィ駅直結という交通至便な場所にあります。
便利といっても、ラチャテーウィ駅自体はスワンナプーム国際空港と市内を結ぶエアポートリンクの終着駅パヤータイから一駅、中心地サイアム駅からも一駅というビミョーな位置にあります。
両駅から歩けなくなもないですが、歩道が良くないので、距離以上に時間がかかります(筆者は普通に歩けます)。
<スポンサーリンク>
老舗の高級ホテル?
アジアホテルは、筆者が35年前の大学生時代に初めて海外旅行した時に泊まったホテルです。
初めての海外ということもあり、何もわからなかったので、適当に選んだのがタイのバンコクでした。そして、当然のようにツアーに参加しました。
当時のバンコクには、確か今ほど大したホテルもなく、アジアホテルは大型の高級ホテルに属していたと思います。
筆者はそれまで、そもそもこういった大型ホテルに泊まったことがなく、日本人ツアー御用達ホテルで、ツアー料金の割にはちゃんとしたホテルだなと、当時は思いました。
※もちろんプールもあります
<スポンサーリンク>
今は格安ホテル?
時代は変わり、今バンコクには雨後の筍の如くホテルが林立しています。世界屈指の観光立国だから当然といえば当然ですが。
流石にコロナパンデミックでその多くが苦しんでいると思いますが、いずれにせよ超高級から庶民的でも快適なホテルまで山ほどあります。
だから、古くなったアジアホテルの地位は相対的に下がり、かなり安くしないと泊まってもらえない部類になりました。
つまり、格安ホテルの部類に入ったのです。
実際、一泊3,000円代は普通ですし、場合によっては、朝食が付いてこの価格の時もあったり、2,000円代の時もありました。
※写真ではいつもキレイ(笑)
<スポンサーリンク>
コスパが高い
現在のアジアホテルの建物は流石に古びており、いつもどこか修繕をしているという印象があります。
また、室内の設備も昔のままのところが多く、他のシティホテルと戦うのはちょっと無理です。
逆に泊まる側にとっては、そこそこのレベルで格安という高コスパのホテルになっており、細かいことを気にしないのであれば、十分だと思います。
ただ、これは長い間ずっとリュックを背負って安宿に泊まりながら旅をしていた筆者の感覚なので、「全然メリットない」と思われる方も多いと思います。
タイのように日本と比べて物価の安い国では、どうせなら日本では泊まれなような高級ホテルにリーズナブルに泊まりたいという人が多いのは当然だからです。
<スポンサーリンク>
空港へのアクセスは重要
前述の通り、空港と市内を結ぶエアポートリンクの終着駅から近いので、もしかしたら、そこが一番のメリットかもしれません。
また、バンコクはまだ電車の路線が少ないので、駅から微妙に距離があるホテルがたくさんあります。
そんな中、アジアホテルはラチャテーウィ駅直結であるのと、前面にパヤータイ通り、少し歩くとペッブリー通りという広い幹線があり、バスで多方面に行くことができ、さらには川を走るボート乗り場もすぐです。
公共交通機関を使う人にとってはやはり悪くない立地です。
そもそもタクシーしか使わないという人はさておき、渋滞の激しいバンコクで、渋滞のない電車で空港に短時間で行き来できるのはやはりメリットでしょう。
※ここでスヌーカーをしたことありません。
<スポンサーリンク>
建て替えじゃなくマイナーチェンジで
このホテルはおそらく築40年以上だと思いますが、そうすると建て替えの時期がもう少しすると来るかもしれません。
しかし、今後建て替えで新装オープンすると確実に宿泊料が上がるので、筆者としては中途半端にマイナーチェンジを繰り返して、中途半端な立ち位置を維持してもらいたいところです。