Contents
楽天証券
SBI証券と並んで人気のあるネット証券会社が楽天証券です。
楽天市場、楽天カードなど、普段楽天グループのサービスを使う人にとっては、楽天証券をメインにするのが良いと思います。
ここでは楽天証券の特徴やメリットを解説します。
<スポンサーリンク>
楽天証券と楽天銀行の連携
マネーブリッジで資金の流用
楽天証券で取引するなら、楽天銀行に口座を開きましょう。
楽天証券で株の買付をしようと思ったのに、残高不足であれば当然買付ができないという事態になります。
しかし、楽天銀行の口座を開設し楽天証券と連携させ、楽天銀行に残高があればそれを流用して買付してくれるのです。
これを楽天証券では「マネーブリッジ」と呼んでいます。SBI証券と住信SBIネット銀行の「ハイブリッド預金」と同じシステムです。
マネーブリッジは銀行口座開設時に別途手続きが必要ですので、注意が必要です。
<スポンサーリンク>
ハッピープログラム
マネーブリッジで連携し、楽天銀行の「ハッピープログラム」にエントリーすれば、会員ステージに応じて手数料が優遇されたり、サービスを利用するとポイントを獲得することができます。
前月26日から当月25日までの資産残高や利用状況によって翌月1日から1ヶ月間のステージが決まります。
そのステージによってATM利用無料回数や他行宛振込無料回数、またサービス利用時の楽天ポイント獲得率が変わってきます。
優遇金利
楽天証券と楽天銀行をつなげておくと、預金金利が「0.1%」と優遇されます。メガバンクの金利が「0.001%」とすると、なんと100倍です。といっても大したことないですが。
楽天証券口座開設の申し込みする際に、楽天銀行の口座開設も同時に申し込みができますので、是非申し込みましょう。
<スポンサーリンク>
お金と投資の学校を体験できるオンラインセミナー【投資の達人講座】
楽天ポイントを貯めることができる
楽天証券で取引をすると、取引によっては楽天ポイントを貯めることができます。
普段楽天市場で買物をする人は、楽天証券でもしっかりポイントを貯めたいところです。
売買手数料で貯める
売買の手数料によって獲得できるポイントが違ってきますが、基本的に今は手数料が安く、またそもそも無料だったりするので実はそんなにポイントは稼げません。
ポイント投資で貯める
ポイントで投資信託を買う
一番効果的なのは、「ポイント投資」といって、
毎月決まった日に決まった金額をポイントを使って投資するやり方です。
つまり、自分の持っている楽天ポイントを投資信託の購入に充てるのです。
この際、もし手持の楽天ポイントが購入金額に足りなかった場合でも、不足分を楽天カードで支払えるので心配ありません(楽天カードとの連携が事前に必要です)。
ちなみに投資信託ではなく、国内株式 現物買付代金とその取引手数料の総額に対してもポイントを使うことができますが、その場合は後述する「楽天市場での買い物でのポイントアップ」には寄与しません。
このポイント投資の効果は、投信購入500円以上で、その月は楽天市場での買物分のポイントが1倍プラスされることです。
これは、楽天ヘヴィユーザーには非常に嬉しいサービスです。
投信価格がゼロになる可能性が低い中で、その月の買物全額がプラス1%になるという、ある意味ローリスク、ハイリターンな投資と言えます。
楽天カードで買う
前述の通り、ポイント投資の際にポイント不足分を楽天カード払いにするのと同様に、ポイントを使わずに楽天カードクレジット決済で投信の定期購入をすれば、100円につきポイントが1%貯まります。
<スポンサーリンク>
その他サービス
取引ツール、投資情報、スクリーニング、日経テレコンなどをスマホ、PCで操作できます。
取引ツール
取引ツールはOSによって下記の通りとなります。
・「マーケットスピードII」(ウィンドウズ)
・「マーケットスピードfor Mac」(Mac)
アプリでは、「iSPEED」が利用できます。
投資情報
マーケットアロー
投資情報を毎営業日メールで送ってくれます(実際は株式会社フィスコがニュースの配信元)。
・国内株式市場:オープニングコメントから始まって計9種類のメール
・為替市場:5種類のメール
・海外株式市場:14種類のメール
経済指標アラートメール
日本、アメリカ、ユーロ圏、イギリスなど8カ国の経済指標の発表予定や結果が届く。
ロンジン
ナビゲータープラットフォーム社が提供する個別銘柄分析「決算速報」で、アナリストによる決算の第一印象や分析を提供してくれる。
独自レポート
楽天証券所属のアナリストによる企業調査レポートを見ることができる。
トウシル
個別銘柄に関する情報やセミナー開催の告知など投資情報を一元管理するサイト。
<スポンサーリンク>
スクリーニング
スーパースクリーナーと呼ばれるスクリーニング機能があります。
膨大な銘柄から絞り込む時に使います。
日経テレコン
簡単に言うと、日経新聞の有料版のほとんどを、アプリiSPEEDで無料で読むことができます。
ここが一番他社と差別化を図れているところだと思います。
逆に他のツールなどは他社とほぼ同じです。
楽天証券を使うデメリット
他社と比べて大きなデメリットはありませんが、もしあげるなら、単元未満株の売買ができないことくらいでしょうか。
通常日本の株式は100株単位での売買が基本ですが、SBI証券などでは1株でも購入可能だったり、SMBC日興証券では100円だけ買うこともできます。