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恐ろしい数の高血圧有病者
日本にはなんと4,300万人の高血圧有病者がいると言われています。実に国民の1/3が高血圧なのです。
※ここで高血圧有病者は、血圧140/90mmHg以上または服薬中でそれ未満の者をいう
有病者といっても、高血圧は自覚症状がないし、誰かが認定してくれるわけではないので、上記のうち1,400万人の人は自認していません。だから、余計に恐いのです。
なぜ恐いか、もちろん高血圧は、脳卒中や心臓病、腎臓病そして認知症の原因になるからです。
昔から東北、北海道に高血圧の人が多いと言われていました。夏収穫したものを保存食に加工して冬食べるのですが、その保存食にはやはり塩分が多く含まれるからです。
しかし、それらの地域にかかわらず日本人全体の塩分摂取量が多いのです。
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高血圧の原因は和食
塩分摂取量が多い原因は、上記保存食を含めた和食です。
和食は世界中の食事の中で最も健康的な食事の一つと言われています。
日本人が長生きなのも和食のおかげでしょう。
しかし、その和食には塩分が多いのです。塩分が唯一の欠点といっていいかもしれません。
確かに食塩は必要
この世の生き物は全て、海で生まれて進化したものです。だから、人間の血も海水に近い成分です。
つまり、塩は人間をはじめあらゆる生き物に必須なのです。
必須なのですが、摂り過ぎてはならないという非常に難しい物質です。
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日本人の塩分摂取量
本当は、人間は1日あたり1gの塩分で生きていけます。
しかし日本人は1日平均10gの塩分を摂っているのです。
これに対し、日本高血圧学会は6g未満を目標としています。この目標を達成すれば、血圧が4くらい下がると言われています。
一方、WHO(世界保健機関)は5g未満を目標にしています。
調味料を減らす
塩分を多く含むものは、和食の基本となる味噌や醤油です。今はほとんどの調味料で減塩のものが出ていますが、それらを多く使えば結局同じですので、絶対量を減らすしかありません。
しかし絶対量を減らせば、普通は味が薄くなるので、抵抗があります。
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牛乳を代用する
そこで登場するのが牛乳です。
牛乳が醤油などの代わりになるのか、という疑問に対しては結論から言うとなります。
その料理は乳和食と呼ばれ、既にある程度確立されています。
普通に考えれば、醤油と牛乳は全然違うので、味が全然変わってくる気がします。
確かに味は薄くはなりますが、全部を牛乳に替えるわけではないので、それで食べられないかというとそんなことはありません。最初からそんなものだと思えば納得できるレベルです。
牛乳のコクと旨みがある程度カバーし、和食の美味しさを損なうことなく塩分の摂取量を減らせるのです。
最近は、塩分を減らしたい人と、牛乳を普及させたい人の利害が一致して研究が進み、メニューも増えています。
煮物、焼物、デザートとなんでもあります。
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牛乳をよく飲む人は血圧が低い
和食に使う以前に、そもそも牛乳や乳製品の摂取量が多い人は血圧が低いという結果が出ています。
牛乳に含まれる、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどが高血圧を防止する役目を果たしているのです。
ですから、牛乳をそのまま飲むのと調理にも使うことによってさらに効果が期待できます。
少しの量でも注意が必要
例えばお寿司に練りワサビが入っていればその練りワサビや、納豆に付いているタレなどの少量であっても塩分は多いのです。
それらを半分だけ使い、そこに牛乳を入れるなどして、少しずつ使うことによって塩分摂取量を減らしていきましょう。
やはり、普段からタレやドレッシングなどは少な目にして、濃い味に慣れないようにしなければならないのです。本当に一番大事なのは、子どもの頃からの食習慣なのです。
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カラダに投資して資本を増やす
もはや言い古された言葉ですが、カラダが資本です。
その自分のカラダに投資して資本を増やしていく。これが最も重要な投資です。
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