人体博物館は街のど真ん中にある
バンコクの中心地サイアム・スクエアのすぐ南にあるチュラロンコン大学内に、人体博物館( museum of human body )なるものがあります。
BTSサイアム駅からも5分ほどの好立地ですが、観光地ではないため、ガイドブックにも記載はなく、ネット上で「バンコク穴場」というような検索をすると、出てくる場合があります。
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チュラロンコン大学の授業用か?
大学歯学部内の教室(おそらく)にあることから、今は学生の授業用なのでしょうか。もっとも、入口付近には入場者の名前を書くノートがあり、一般にも解放されています。
ちなみに入場料は要りません。受付で名前を書くだけです。
スペース的には小教室2つ分ですが、その内容にははっきり言って度肝を抜かれます。
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人体の内部がわかりやすく
ここでは、ホンモノの人体をホルマリン等を用いた特殊な技術で加工して展示してあります。そして、この「人体」の作り方も詳しく説明してあります。
そして、このホンモノの人体というのが非常に重要で、しかも、その人体の内部のほぼ全てもホンモノなのです。このようなものを見ることは普段なかなかできないので、非常に価値があると思いました。もちろん筆者も初めての経験です。
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頭のてっぺんからつま先まで
展示物は、2002年から「人体の不思議展」として日本各地を回った後、チュラロンコン大学に寄贈され、全身13体、内臓50点など計131種の標本で構成されています。
そして、これらは東京医科歯科大学が協力しているため、日本語の説明があるものもあり、非常にわかりやすいのです。
これらは前述の通りホンモノから作っているため、膨大なお金と労力がかかっていますが、2013年から開催されているようで、当時は有料でしたが、現在は無料で公開されています。
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直視できないものもあるが
やはり、ホンモノと思えば思うほどグロテスクな感じがして、恐い部分もありますがこんな機会は滅多にありません。
ましてやこれらを無料で見られるのははっきり言って奇跡です。
バンコクに行ったら是非寄ってみましょう。
開館時間:火〜日10:00〜18:00(要確認)
場所:BTSサイアム駅前のサイアムスクエア南
タイ国立チュラロンコン大学歯学部9階
(受付に人がいて、記帳だけします)