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ジャンボ宝くじ
宝くじ自体は年中やっており、普段は全く興味のない人でも、年末ジャンボ、サマージャンボなどの年間数回あるジャンボ宝くじの発売時期になると、有名な宝くじ売り場に集まり、長蛇の列を作ります。
いつのまにか一等前後賞を合わせると10億円の当選金を貰える可能性があるので、確かに気持ちはわかります。
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宝くじの当選金の額が上がっても
当選金の額が上がると、当然今までより射幸心をあおられ「数万円だけでも買ってみようかな」となりがちです。
しかし、当然ですが当選の確率が上がった訳ではありませんし、確率という意味では極めて低いのです。
一説によると、隕石が落ちてきて当たる確率よりも低いとのことです。交通事故に遭う確率の方が断然高いのは言うまでもありません。
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最もやってはいけないギャンブル
ギャンブル自体そもそもやってはいけないのですが、その中でも宝くじは最もやってはいけないと言われています。それは何故か。いくつか理由があります。
やってはいけない理由
胴元の取り分(控除率)が大き過ぎる
まず、日本では胴元の取り分(控除率)が、ギャンブルの中で最大だからです。
控除率が高ければ高いほど、当たり前ですが宝くじを買う方の取り分(期待値または還元率)が低くなります。
日本では、競馬など他のギャンブルの期待値が約70%から85%くらいなのですが、宝くじにおいては、なんと約46%なのです。
確率が低過ぎるのです。それは前述の通りほとんど当たらない、というレベルです。
再現性がない
宝くじの当選は、当然ですが偶然です。だから、もう一回当てるということはさらに確率が低くなります。奇跡が2回起きるという感じでしょうか。
再現性がないとなぜダメか。それは、もし当たったとしても、そのお金がなくなればたちまち無一文になるからです。
もちろんコツコツ働いていれば問題ありませんが、高額当選者がそれをするのはほぼ無理です。むしろ、散財した挙句あっという間になくなってしまうパターンがほとんどなのです。
高額当選者のその後
前述の通り、高額当選者は当たった瞬間に仕事を辞めて気前よく人に奢ったり、贅沢したりするので、当選金がすぐ底を尽きます。
実に9割以上の高額当選者がその後破産したり、人間関係が破綻して転落した人生を送るようです。「こんなことなら当たらなければ良かった」というのがその人達の共通した感想だそうです。
お金の稼ぎ方、使い方を知らない人が買い、当たるのですね。
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現実逃避
宝くじを買う行為というのは、「夢を買う」と言われますが、実際は「現実逃避」です。
夢といえば夢ですが、夢すぎます。
完全他力本願で、自力で何かを達成することがめんどくさいので、楽な宝くじに逃げるのです。だから基本的に普段頑張っている人は、宝くじを買うより頑張った方が稼げるのを知っているので、買わないのです。
しかし、実際に当たる人がいるから惑わされてしまいます。
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寄付すると考えれば
もっとも、初めから寄付する、という気持ちで買うのであれば、それはそれで素晴らしいですが・・・
宝くじではなく投資
もし宝くじを買うお金を投資に何年も前から回していれば、今とんでもなく増えているかもしれません。
もちろん投資も100%ではありません。しかし、宝くじとは真逆の方向に向かうものであり、本当の夢ではなく、現実的な夢を叶えてくれるものになり得るのです。
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