マズローの欲求5段階説
唐突ですが、皆さんは、マズローの欲求5段階説(または6段階説)のどの段階にいますか?
これは皆さんの年齢、経験、おかれた環境、受けた教育等によってそれぞれだと思います。
以前私は、投資とは、単に1段階目の生理的欲求を満たすものだと思っていました。なぜなら、投資とは、お金を使って単にお金を稼ぐという自己満足の行為だと思っていたからです。
しかしそれが、旅をしたり、いろんな投資家の方のお話を聞くと、実はそうではないんだとだんだん思うようになってきました。
<スポンサーリンク>
投資家の役割
実は投資家がいなければ、世の中は回りません。投資家が投資するお金によって、会社または個人は事業を興し、儲け、成長し、更に次の事業を興し、という風に誰かの助けを借りなければ新しいことが出来ません。
もちろん、最初からキャッシュがあれば別ですが、そういう人はあまり多くはないでしょう。
特に、いいアイデアやもう既に技術を持っているという人がそれを形にする場合、やはりお金がなければ実現することは難しいでしょう。
そういう人たちにお金を貸して、それを使ってその人たちが事業を興し、アイデアを形にし、世の中で認められ、儲け、その儲けの一部をもらえたら、実はこんなに素晴らしいことはないと思います。
投資の意味
どうしても、投資というと、とにかく儲けることだけを考えてしまいがち(過去の筆者がそうでした)ですが、少し別の角度から見ると、本質が見えてくると思います。
日本においては、投資についてまともに教育を受ける機会がほとんどありません。本来子どものころから教育すべきことなのですが、「お金の話をすることは賤しいこと」という考え方が定着しているのか、学校ではもちろん、家庭でもほぼこの話題があがることはありません。
昔から日本では、伝統的に「お金は汗水垂らして働いてもらうもの」という、ある意味素晴らしい信仰があります。
しかし、もちろん労働は必要ですが、投資の本質とは別の次元の話です。そして労働ばかりだと、今後の日本では生きていけない環境になります。
だから、少しでも経験のある人が老若男女を問わず教えてあげる必要があります。実はそれも社会に貢献していることになるのです。
<スポンサーリンク>
【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
社会への還元
自分が儲けて、それを社会に還元していく。そうすると自然と欲求の段階が上がって行くのです。
まだ、大したこともしていない筆者ですが、投資することによってその地域や国であったり、会社等と一緒に成長し、結果的に社会に貢献できたら最高だなとえらそうなことを考えるようになってきました。
もっとも、私の実質的なレベルはまだまだ1段階目かもしれませんが・・・
<スポンサーリンク>