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お金は借りられるだけ借りる
「お金を借りたい」と自治体や銀行などにお願いした時、ダメと言われればしょうがないですが、いいよと言われれば、絶対に借りられるだけ借りるべきです。
貸し出しの方針は、本当にコロコロ変わるので、昨日よくても今日はダメ、ということが普通にあります。
だから、借りられる時に借りるのです。
やりたいことは、とにかくやる
何か欲しい物がある時や、やりたいことがある時、大抵はお金が必要です。
もちろんお金を持っていれば問題ありませんが、ない場合は本来諦めなくてはいけません。
しかし、諦めなくてもいい場合があります。それは借金をしてその欲しい物などを手に入れる場合です。
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時代は超低金利
ここ最近、世界的に低金利だった上に、コロナウイルスの影響でさらに世界は超低金利時代に突入しました。
コロナとの戦いは、かなりの長期戦となることが予想されるため、疲弊する経済を活性化させる目的で、各国とも金利を引き下げています。
もっとも、日本においては、もうここ数年超低金利が続いているので、ずっと借金天国だったのですが。
「借金」という単語に対する拒絶反応
日本は昔から、「借金は悪」だと思われてきました。
だから、長い間買い物も基本的に現金で払う人が多く、クレジットカードの利用が増えたのはここ数年です。
クレジットカードの利用ですらそうなので、まして借金して何かを買うというのは、家か車くらいではないでしょうか。
一方アメリカ人は、基本的になんでもローンで買います。お金があろうがなかろうが。だから無理なローンを組んで破産する人が続出するのですが。
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今、借金すべき理由
1.時間を買える
欲しい物を買うのを我慢し、お金が貯まるまで待っていると、歳を取って、その時はもう必要なくなっているかもしれません。
また、その時は価値あるものが、数年後には価値がなくなっているかもしれません。
そういった意味で、利息を払って時間を買うことができるのです。
2.レバレッジを効かせられる
借金をしてある物を手に入れるのは、自分のお金を使わずに手に入れることなので、レバレッジ、つまりテコの原理を使えます。小さい力で大きい物を動かすことができるのと同じです。
本来買えない物が手に入るという意味で、夢を叶えてくれるといってもいいでしょう。
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3.インフレ時代に最適
物の価格が上がるインフレ時は、現金の価値が下落します。
例えば、1本100円のコーラが200円になると、100円ではコーラ半分しか買えず、円の価値は半分になったことになります。
だから、本来収入もインフレ率と同じ伸びをしなければならないのです。
一方借金はというと、インフレになったからといって、当たり前ですが借金の額が増えるわけではありません。
ということは、実質的には借金も価値が下落していることになります。収入がインフレ率並みに増えれば、借金の返済が自然と楽になります。
数年前から、政府はインフレ目標を2%に設定しています。実際は達成できていませんし、今後もコロナの影響で達成は難しいと思いますが、長い目で見ればインフレに向かうはずです。
4.借金が返せなくても死にはしない
極端なことをいうと、最悪借金を返せなくて破産しても、命までは取られません。
日本には充実した社会保障制度があるので、いずれまた復活できます。
もっとも、破産するような借金はしてはいけないので、綿密なシミュレーションは必要です。
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借金をして何を買うか
不動産
最も効率的なのは不動産です。
自宅用にしろ、投資用にしろ大きくレバレッジを効かせることができます。逆に、もし現金があっても、絶対にそれを使ってはいけません。もったいなすぎます。
実際に、1円も手出しせずに全額ローンを組むことができます(フルローン)。さらに、手数料などの諸経費までローンで借りる、オーバーローンも可能なのです。
1円も手出しせずに家や土地を手に入れ、投資用であれば、借り手がせっせとローンを返してくれ、いずれその不動産が自分のものになる、なんて夢のようで夢ではありません。一般的にやってることです。
ビジネス
ビジネスでも借金をするのが有効です。
特に起業するときには、ほとんどの人があまり資金がないので借りるのが普通です。
普通の銀行などでは厳しいかもしれませんが、政策金融公庫などは起業家の後押しをしており、びっくりするくらいの低利で貸してくれることがあります。
事業が軌道に乗れば、株式や社債を発行して、さらに投資家から大きく資金を集めることもできます。
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借金をするのに必要なもの
もちろん何も信用がなければお金を借りることはできません。
不動産であれば、その人の属性などの社会的信用や他の担保となるべく不動産が必要です。
ビジネスでは、ちゃんとした事業計画書や連帯保証人が必要です。
だから、誰もが借りられるわけではありませが、どうしても欲しい不動産や叶えたい自分の夢がある人は、とにかく借りるべきです。
今はとにかく借りるには絶好の時なのです。そして、借りられる時に借りるのが鉄則です。