SMBC日興証券
ネット証券会社の一つに「SMBC日興証券」がありますが、独自のサービスを提供しているので、候補の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
日興イージートレードと日興フロッギー
SMBC日興証券には、「日興イージートレード」と「日興フロッギー」という二つのサービスがあります。
少しわかりにくいのですが、これらのサービスはオンライントレードのことで、これらを使うには、まず証券総合口座を開設する必要があります。
それから「日興イージートレード」に申し込みをすれば、「日興フロッギー」にログインする際もID、パスワードを共通で使うことができます。
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日興イージートレード
オンライントレードのことで、通常の取引はもちろん、その他にも以下のようなサービスがあります。
単元未満株の投資
○ミニ株(10株)
本来の単元株数100株でなくて、10株でも買うことができますが、下記「キンカブ」では1株単位で買えるので、キンカブを使えばいいと思います。
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○キンカブ(金額・株数指定取引)
・株価に縛られず100円から金額指定で売買
100円以上100円単位で指定した銘柄を売買できます。少額で分散させて「等金額投資」できるので、ポートフォリオを自由に構築することができます。
もちろん1株(株価100円以上)から買うといった株数指定もできますが、NISA口座では取り扱いがありません。
・東証に上場する主な銘柄が対象
東京証券取引所第一部、第二部の他、マザーズなど新興市場の銘柄も売買可能です。2020年12月時点で、約3,700の銘柄が対象になっています。
・NISA口座に非課税枠を無駄なく利用できる
年間120万円まで投資できるNISA口座で、例えば200円だけ枠が余ってる場合、200円分投資してきっちり120万円使い切ることができます。
・配当金の受取も可能
権利確定日の本人の持分に応じて配当金を受け取ることができます。
・単元株数に達したら保護預り口座へ振り替えできる
キンカブ口座で単元株数(100株)に達した場合、「単元株振替」機能を使って100株単位で保護預り口座へ振り替えることができます。
保護預り口座へ振り替えれば、通常の単元株として売却したり、株主優待の権利を得ることもできます。
・前場、後場のいずれで買うか選べる
注文を入れる際に、前場(1日の取引時間の内、午前中の時間=9:00から11:30)の始値か、後場(1日の取引時間の内、午後の時間=12:30から15:00)の始値のどちらかを選ぶことができます。
逆に指値注文はできません。
前場での株価で買いたい時
0:00から8:00までに注文を入れれば、当日の前場の始値(9:00)に間に合います。もし8:00を過ぎると、翌日の前場の始値になります。
後場での株価で買いたい時
0:00から11:30までに注文を入れれば、当日の後場の始値(12:30)に間に合います。もし11:30を過ぎると、翌日の後場の始値になります。
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・手数料
「手数料」という呼び方ではなく、「スプレッド」が実質的な手数料となります。
買付の際は下記スプレッド分が株価に上乗せされ、売却の際は株価からスプレッド分が差し引かれることになります。
・定期定額売買(積立投資)
「キンカブ」では、100円以上100円単位で、毎月か隔月(奇数月または偶数月)のいずれかの5日、10日、15日、20日、25日から1日を選んで定期的に買うことができます。
少額で投資できるので、例えば10銘柄に投資するなどしてリスクを分散させることができます。
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日興フロッギー
記事が読めて勉強できる
日興フロッギーでは、記事を読んで勉強できる上に、読むとdポイントがもらえます。さらに、もらったそのdポイントでも投資できるので、3度オイシイと言えます。
手数料(スプレッド)
イージートレード同様、100万円以下の取引なら購入手数料はかかりません。
ただし、売る際は100万円以下でも0.5%の手数料がかかります。
ちなみに手数料がかかる取引は、500円につき1dポイントが貯まります。
100円から投資できる
1株からではなく、「100円」から金額指定で株式やETF、REITなどの約3700銘柄に投資できます。
dポイントでも株が買え、期間・用途限定ポイントも利用できます(金額指定はできますが、株数指定はできません)。
ただし前場、後場の指定をして取引をすることができず、自分が注文を入れた時間でどちらかの株価に決まります。
0:00から8:00までに注文を入れれば、当日の前場の始値(9:00)の取引になります。
8:00から11:30に注文を入れると当日の後場の始値(12:30)になります。
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初めて株式投資をする人に合っている
これらは、株式投資をしたいのだけど、いきなり何十万円も出すのはハードルが高いという人には、少額から気楽に始められる良い手法だと思います。
「少額だからなくなってもいい」ではなく、逆に「少額の投資でここで勉強できる」という気持ちで臨むことが大事です。