アマチュアスポーツでの問題
近年、高校、大学、社会人のアマチュアスポーツでは、留学生やその競技のために契約して所属する外国人選手の活躍如何が勝敗を分けることが多くなってきました。
プロの世界では以前から当然でしたが、アマチュアチームでも勝ちにいくためには、外国人の獲得が避けて通れないようになっています。
特に駅伝のような一個人の力が順位に大きく影響したり、ラグビーのような体格の差がコンタクトプレーに影響するスポーツではその効果が顕著です。
冬の駅伝シーズンに、留学生が10人以上ごぼう抜きしたりするシーンが映ると、このあたりの話題が出てきて、外国人の制限や、ある区間には彼らを登用してはいけないなど、いろいろな規制が追加されています。
規制をかけないと、お金を持っている私学が有力な選手をスカウトして、圧倒的に有利になるからです。
しかし、スポーツで全国大会に出るようなチームはそれなりの手を打ってるので、大差ないようにも見えますが。
<スポンサーリンク>
国際色豊かになるのは当たり前
地理的にも、精神的にも日本は世界から隔離された状態なので、純血主義がスタンダードでしたが、これだけ情報や人の出入りが増えれば、当然そこにあった壁も低くなり、価値観もどんどん変わっています。
その結果、長年日本に住んで帰化したり、国際結婚したりすることも当たり前になり、日本人とか外国人とか言ってる時代でもなくなってきているのです。
世界と戦うためには
日本国内に限るのであれば、いろいろな規制も必要かもしれません。あまりにも力が違いすぎると、他の人がやる気を無くしてしまうとか、他のチームや更にそのスポーツ自体の人気がなくなってしまうことが懸念されます。
しかし、今戦う舞台は世界なのです。強い人やチームがいるということは、基本的に周りの人のレベルも上がっていくはずなのです。
サッカーJリーグの神戸にスペインのイニエスタが加わって、チームのみんなのレベルが上がっていることを見るとその効果は明らかです。
<スポンサーリンク>
お金と投資の学校を体験できるオンラインセミナー【投資の達人になる投資講座】
スポーツ以外では
スポーツ以外の世界ではどうなのか、というと、もちろん全てにおいて舞台は世界なのです。
ビジネス、芸術、エンターテイメント、学術、研究、何から何までそうなのです。
もはや日本国内で強いから、とか、うまくいっているからという考えは捨てた方がいいですね。